18 『嘆きのフィギュア』アズサちゃん(14)2泊3日
【0日目】
最近は一時受け入れをお休みし、どちらかというと家出娘紹介の仕事に専念している。
各地に散らばる受け入れ経験者たちと手を組み、ゲットした家出娘たちを会員に斡旋するという、一歩間違えば人身売買とも思えるようなことをやっている。
(一歩間違えなくても犯罪だが)
僕にとっては趣味と実益を兼ねた、まさに天職とも言える仕事だ。
始めてから数年がたつが、たくさんの経験者と交流することにより色々とコツというのも分かってきた。
警察や家族にばれないよう足が付かないようにするノウハウがあるのは目から鱗だった。
なるほど、裏社会にはこんな美味しい世界があったのか。
もっと早く始めていればよかった。
例えば、家出した娘がもう帰りたくないという固い意志を確認した時点で、持ち物や服は全て捨てさせる。
そして下着に至るまで全て新しい物を買い与える。
さらに髪型を変えて、化粧もしたりして全くの別人に仕立て上げる。
髪を染めるのは割と手軽で効果抜群だ。
場合によっては整形することもある。
また偽造の身分証や生徒手帳をつくってあげる。
簡単に作ってくれる業者は今でもたくさんある。
こうしてイメチェンした娘は、たとえ親でもすぐには気が付かないだろう。
そして彼女たちは受け入れ人たちのサポートを受けて、全く新しい人生を歩んでいくのだ。
処女の場合は最初に会ったその日に半ば強姦のようにやってしまったほうがいい。
処女の娘はなんて言うか隠しようもない処女臭みたいのがあって、僕のように少女とやりまくっていると簡単に判別することができるようになってしまうのだが、商品としては今一つだ。
目の肥えた上客を満足させるためにも最初に処女を捨てさせるのは重要だ。
もちろん処女が好きという客もいるから、そのまま売りに出す場合もあるが、それは例外なくルックスが低い娘である。
ちょっとでも可愛い娘は、役得とばかりに僕がやってしまうので(笑)
そんなこんなで楽しい日々を続けていたのだが、そこにちょっと気になる家出娘がやってきた。
【1日目】
アズサちゃんは、14歳。
僕がアジトとしている、都内の某ビジネスホテルに連れてこられたアズサちゃんはびっくりするぐらい可愛かった。
すらっとした長い黒髪で、目がくりくりした丸顔タイプである。
こういう娘が家出して男の餌食になるためにウロウロしているとは。
この時代に生まれてよかった!
14歳というと、真性ロリコンとを区別する境界線といわれている。
実は14歳以上、学年にして中二以上の少女にそそられるのは、男の本能として当たり前のことらしい。
だから、ここではロリコンという言葉は本来使うべきではないのだ。
それ以下の13歳以下の少女に性的感情を抱く男、これこそ真性ロリコンである。
ここで初めて異常者となるのだ。
ペドという言葉を使うこともあるが、どちらかというとペドには鬼畜という意味も含まれているので、また別の異常者かもしれない。
さてさて話を戻すが、紹介者に規定の報酬を手渡すとさっさと帰って貰い、あとは僕とアズサちゃんとの楽しいひと時が始まった。
まずは持ち物チェック。
携帯は既に紹介者が処分してしまっているらしい。
基本的なルールで適切な処置だ。
他の持ち物は意外なぐらい少なく、小さめのスポーツバッグに替えの下着やハンカチなどが入っているだけだった。
僕は自分のメモ帳を取り出し、いくつかの質問をする。
家出の理由、どこに行きたいかということから、スリーサイズ、エッチの経験の有無まで、まあ要するにいくらで売れるかの値踏みをするわけだ。
この面接でだめだと思った娘は、自宅に無理やり追い返すことも多い。
しかしアズサちゃんは正真正銘の合格だった。
素晴らしい。
エッチの経験はないとのことなので、実際に確かめることにした。
適性検査と言ったりもするが、家出娘の体を隅々までチェックすることは必要不可欠なことである。
アズサちゃんは「え?今ここでやるの?」って顔をしたが、こういうことは早めにやっておいた方がいい。
善は急げだ。
さっそく服を全部脱がし、一緒にお風呂に入ろうとしたが、彼女は一人で入ると言ってきかなかった。
仕方ない。
僕はテレビを見ながらアズサちゃんを待った。
結構時間がかかったが念入りに洗ってるのだろう、なかなか出てこないので僕の方はだんだん眠くなってきた。
ようやく彼女が出てきた。
体にバスタオルを巻いている。
なかなかそそる体つきだ。
僕もとりあえず眠気覚ましのためにシャワーだけ浴びることにした。
まるで援助交際そのものだ。
少女買春経験が豊富な読者の皆様には釈迦に説法だと思うが、別々にシャワーを浴びる場合に女の子を先にするのは鉄則である。
先に男が入ってはいけない。
金を持って逃げられちゃうからね。
まあ家出してきたアズサちゃんが逃げるなんてことはないだろうが、ここは用心してしすぎることはないだろう。
さて、彼女をベッドに横たえると股間を確認するため近づこうとしたのだが、何とアズサちゃんは「電気を消してください」とのたまった。
は?
何の本を読んだのか知らないが、今どき電気を消すだと???
僕的常識ではセックスは明るいところでやるもんなんだけど。
ていうか、別にセックスするわけじゃないし、いやしてもいいんけど、暗かったら処女かどうか確かめられないじゃんか!
ということで、恥ずかしがる彼女の言葉を無視して、僕は煌々とした照明灯の下でアズサちゃんの足を持ち上げた。
え?
パンツはいてる・・・
シャワー浴びたんだから、またパンツはく必要ないじゃないかと言おうと思ったが、僕は寸前で思いとどまった。
そうか、アズサちゃんは僕にパンツを脱がせるという楽しみを与えてくれたのだ。
何という女神だろう!
僕は手早く彼女のパンツを有り難く脱がし、目の前で足を広げさせた。
・・・と思ったがなかなか固い。
みると、アズサちゃんは両足、特に膝に力を入れまくって閉じている。
これをこじ開けるのは至難の業だ。
「力抜いてよ」
と言ったみた。
アズサちゃんは「はい」と言ったものの、相変わらずガードが固い。
しかし僕はこういうときの攻略法を知っていた。
両足の親指をそれぞれ持って左右に広げると、不思議なことにいくら足に力を入れていても簡単に開いてしまうのだ。
アズサちゃんは、あまりのあっけない敗北に唖然としてる。
その瞬間を僕は見逃さなかった。
すかさず彼女の両足の間に体を入れると、思い切り下半身を持ち上げ、僕の目の前に持ってきた。
そう、いわゆるまんぐり返しの格好だ。
女の子にとってあそこが丸見え、しかも同時に顔も見られてしまうという恥ずかしいことこの上ない体勢。
ちょっとしたお仕置きにはいいかもしれない。
僕は足をばたつかせるアズサちゃんの股間に手を入れ、あそこに膜が残っているのを確認した。
彼女の言うとおり未だ男の侵入は許したことがないようだ。
正真正銘の処女のようだ。
果てさて、やってしまおうという心もあったのだが、実を言うと最近僕は処女とのセックスに食傷気味だった。
童貞君には想像ができないかもしれないが、処女とのセックスというのは痛がるし、泣くし、血が出るし、正直生々しすぎてあまりいいものではない。
てことで、アズサちゃんは極上の正真正銘処女家出娘として売り出すことにした。
「OK、今日はこのままこの部屋で休んでいいよ」
僕はアズサちゃんに優しく言った。
てっきりやられると思っていたのか、アズサちゃんはキョトンとした顔をしている。
「明日新しい服を買ってくるからね。多分行く先はすぐに決まると思うから」
僕はそう言い残し、自宅に戻った。
【2日目】
次の日、僕は朝9時にアズサちゃんが泊っているホテルに出勤した。
僕は家出娘が昨晩のうちに逃げてしまう心配はしていなかった。
ホテルの居心地がいいためか実際にこれまで逃げられた経験は一度もない。
ホテルのフロントに怪しまれないように昨日の部屋まで階段で上がると、アズサちゃんは思った通り部屋にいた。
どうやら起きたばっかりらしい。
僕は自宅にストックしておいた女物の下着と服(安物だが)を持参していたので、アズサちゃんに手渡し着替えるように言った。
当然昨日アズサちゃんから聞いて、そして実際に僕が採寸して確認した彼女のサイズにあった服を選んである。
着替えが終わると、今まで着ていた服は僕が預かる。
使用済みの下着と服は顔写真と一式で高値で売れるから一石二鳥だ。
僕はサイズが合っているのを確認すると、もう一度服を脱ぐように命じた。
アズサちゃんは大人しく言ったとおりにする。
次に風呂場に連れて行き、髪を切ることにした。
僕は美容の知識も経験も全く無いのだが、サイトや本で得た情報をもとにアズサちゃんの髪をショートカットにする。
慣れてくれば簡単なものだ。
続いて、髪染めをすることにした。
髪が短い方がやりやすいので、これまた一石二鳥である。
薬局で買ってきた髪染めは第一液と第二液を混ぜ合わせ、同梱の専用櫛を使って頭頂部から染めていく。
全体を塗り終わると指定時間放置して、あとはお湯で流して出来上がりだ。
ひと風呂浴びて上気したアズサちゃんは髪型が変わってかなり大人びた印象になってきた。
素人が切った髪だから少々変なところもあるが、一度別人になってしまえば美容室に行っても問題ない。
続いては化粧である。
といってもドギツイものではなく、宣伝用写真として薄くパウダリーファンデーションを塗るだけ。
あと目の周りが一番別人に化けさせるポイントなので、ちょっとだけ念入りにする。
口紅もナチュラルに薄く塗る。
もちろん僕にはメイクの知識や経験がないが、このときばかりは昔数人の家出娘にいろいろと教えてもらったことが役に立った。
次に写真撮影だ。
僕はデジカメを取り出し、アズサちゃんの宣材写真を撮った。
彼女は特に疑うこともなく、写されることに文句は言わなかった。
全裸やアソコのアップ写真ならともかく、別人になった顔写真と遠くからの全身写真だけなので、それほど抵抗はなかったようだ。
これでとりあえずは準備完了。
あとはネットに売り出して引き取り先が見付かれば、アズサちゃんとはバイバイだ。
【3日目】
朝方にアズサちゃんの引き取り先が決定した。
これまで何度かメールのやり取りをしたことがある客で、実際に家出娘を紹介するのは今回が初めてなのだが、結構お金を持っている中年男らしい。
かなりの高値に設定していたのだが、ポンと払うことに同意した。
家出娘を預かるのだから独身なのだろう。
昨今の晩婚化は特需と言ってもいいほど多数の小金を持ったロリコンおっさんを生み出しており、このビジネスには追い風となっていた。
引き取り先を探すためには、まずはプロフィールだけをとあるサイトに掲示する。
ここはアングラでは有名な家出少女売買サイトで、日に約10000近くのアクセスがある。
そこで投稿した少女のプロフに興味を持って返信をしてきた会員に目線入りの家出娘の写真を閲覧させる。
決定すると実際に引き渡しの時間と場所の交渉になる。
基本的にその場に現品(アズサちゃんのこと)を連れて行き、そこで金を受け取ると同時に相手に引き渡すということになる。
今回は相手の仕事の関係で夜9時に都内某所で会うことになった。
僕は昼前にコンビニ弁当を持って、いつものホテルに出勤した。
アズサちゃんは外に出れないことで少々退屈したような顔をしている。
僕は引き取り先が決まったことを告げた。
アズサちゃんは気のせいかほっとしたように頷いた。
今日で彼女とはお別れである。
僕は最後の一日ということで、彼女とデートすることにした。
アズサちゃんにとっては3日ぶりに外に出ることになる。
地方から出てきたのだから、ちょっとは都心の状況を教えてあげてもよいだろう。
いろいろ聞いてみると、彼女は見かけによらずアニメオタクらしい。
となると、聖地秋葉原に連れていくしかなかろう。
彼女は東京に出てくるのも初めてで、秋葉原はテレビでしか見たことがないようだった。
秋葉原は平日なのにすごい人だった。
とら○あな、アニ○イト、ゲー○ーズ、ラム○ラ、ソフ○ップなどをうろうろし、A○B劇場を外側だけ見て、さらに裏通りを散策した。
お金がないのでアニメグッズは全然買わなかったが、こういうのは見ているだけで楽しいかもしれない。
同人のエロ雑誌コーナーに連れて行った時のアズサちゃんの恥ずかしがりようは見ものだった。
特に某アニメ(けい○ん)の彼女と同じ名前であるキャラなんてネコ耳のままバックで突かれたりしていた。
お腹が空いてきたのでUDXというオフィスビルの中のイタリアンレストランで早めの夕食をとった。
秋葉原らしくメイド喫茶という選択肢もあったが、必要以上に人と接触して目撃者を増やすのは得策とは言えないだろう。
僕とアズサちゃんは色んな店に出入りして、存分に秋葉原を楽しんだ。
最後にゲームセンターのUFOキャッチャーでとった、クマのぬいぐるみをプレゼントしてあげた。
日が沈んでから彼女のような女子中学生を中年オヤジが連れて歩くのは不審がられる危険がある。
僕はアズサちゃんを車に乗せてドライブがてらゆっくりと約束の場所に向かった。
車のなかでアズサちゃんに交渉のときの約束について話しをする。
「引き取りの人が来たら車の助手席に乗せて僕と交渉するから、アズサちゃんは後ろの座席、僕の後ろに座っていてね」
「はい」
「で、お金を受け取ってから引き渡しになるけど、僕がお金を確認している間、アズサちゃんが相手の男を気に入らない場合はやっぱり止めることもできるよ。そのときは僕の椅子を後ろから3回ノックしてね」
「はい、分かりました」
約束の場所の近くまで来るとちょうど人通りが少ない並木通りで車を駐車できるところがあり、僕はそこに車を止めて時間が来るのを待った。
携帯電話が鳴ったのは、約束の時間から30分ほど早い時間だった。
引き取り客からで、仕事が早く終わったのでこれから引き取りたいとのことだった。
既に最寄り駅に来ているらしい。
どうやらこのロリコン男は、出来るだけ早くアズサちゃんを連れて帰りたくてたまらないらしい。
思わず苦笑してしまう。
まあ、気持ちは分かるが。
僕は車を止めている場所を電話の相手に説明した。
5分ほどで男はあらわれた。
スーツ姿のメガネをかけた、いかにも仕事一筋に生きてきたという感じの男である。
結構イケメンで、エリート風でもある。
僕はアズサちゃんの心中を察してちょっと安心した。
僕は男を助手席に乗るように促した。
アズサちゃんは後部座席の運転席側、すなわち僕の真後ろに座っている。
助手席に滑り込んだ男はどうやらここまで走ってきたようだ。
息が上がっている。
僕は約束の金を出すように言った。
金は封筒に入っていた。
僕は丁寧にお札を数え始めた。
アズサちゃんはバックミラーに映し出される男を見ているはずだ。
もしアズサちゃんが無理だと思った時は運転席のシートをノックするように言っておいた。
しかし何事もなくその時間は過ぎ去った。
「確かに・・・」
僕はお札を数え終わって男に礼を言い、上着の内ポケットにその封筒をしまった。
「アズサちゃんは後部座席に乗っています。それと少し荷物があるので持ってあげて下さい」
男はあわてて助手席を下り、木の植え込みに突っかかりそうになりながら移動して後のドアを開けた。
「こ、こんばんわ」
男は上ずった声で言う。
「こんばんわ。宜しくお願いします」
アズサちゃんは落ち着いた声で答えた。
交渉成立だ。
アズサちゃんは車を下り、一人になった僕はゆっくりと車をスタートさせて家路についた。
今晩アズサちゃんは遂に処女喪失か・・・
そう思うと微笑ましいような、それでいて胸がチクッと痛むような、何だか不思議な気分になった。
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