14 『ヴァージニティー』ルリちゃん(16)1泊2日
【1日目】
家出娘を受け入れてヤリまくっている御仁なら分かっていただけると思うが、毎日同じ娘とやっていると飽きてくる。
そして異常なくらい一人になりたくなる時がある。
そんなときは、折角ゲットした家出娘を追い出し、またやりたくなったときに新しい家出娘を探すことになる。
これを我儘と言いたいのなら言うがいい。
でも、男はそういうものなのだから仕方がない。
理想なのはヤリたい時にだけやらしてくれる女である。
それ以外の時はどっか遠くに行って欲しい。
ハッキリ言って、女はセックス以外利用価値はない。
昔、松方弘樹だったか、離婚会見を開いていて『俺は結婚に向いていない』とか何とか、今は亡き芸能レポーターである梨元氏に語っていたのを思い出す。
で一人の女と長い間一緒にいるなんて耐えられないのだろう。
僕も結婚は絶対に御免こうむりたい。
ヤルだけやって捨てる。
そしてしばらく休んで、またヤル。
その繰り返しだ。
僕が女性に求めるもの、それはセックスだけである。
それ以外の時間は全く関わりたくない生き物である。
ということで、このところ家出娘受け入れをお休みし、独身生活を謳歌していたのだが・・・
しばらく間が空くと、予想通り下半身がムラムラしてくる。
再び家出娘を泊めたくなってくた。
はてさて、久しぶりに家出娘が我が家にやって来た。
満を持してゲットしたのは田舎から出てきたというルリちゃん。
16歳。
某出会い系を経由して何度かメール交換した後、家出を決心したようだ。
なけなしの貯金をはたいて電車に乗って都心に出てきたのだから、その決心たるや相当なものがあったのだろう。
正直言って、あまり外見はさえない子で、不細工ではないが可愛くもない。
小柄で不思議ちゃんという感じだが、よく見るとソバカスだらけ、えらが張って、だんごっ鼻という顔つきである。
ちょいぽちゃで、服装も地味だ。
まあ人並みに彼氏は出来るだろうが、かなり狭いエリアからし興味を持たれないようなタイプの娘だ。
高校を中退してバイトをやっていたが、何もできない性格らしくあっさり首になったらしい。
将来のことをグダグダ言う親がウザくて家出したってことらしい。
といっても、全然悲観的な子ではなく、むしろノリがよく明るい性格のようで初対面の僕にもごく普通に接してきた。
家出娘というのは、極端なほど人見知りの子が多いのだが、ルリちゃんは例外のタイプに属するようだ。
ということで、結局何が言いたいかというと、少し期間が開いてゲットした家出娘は、その容姿や性格が今イチでも愛おしく思えてくるということだ。
お腹がすいているほうが、ご飯がおいしく食べられるのと同じ理屈である。
僕は、(さあ、やりまくるぞ!)と意気込んでルリちゃんを家に連れてきた。
ルリちゃんは自分の容姿が今一つなのを理解しており、自由奔放に生きる道を選んでいるように見える。
開き直って、自制を気ままに楽しもうとしているようだ。
別の言葉では自暴自棄というのだが・・・
世の中には不細工なくせに勘違いしている女がごまんといるので、そういう意味ではルリちゃんはなかなかいい子のようだ。
性格はよい。
でも性格の善し悪しはハッキリ言ってどうでもよく、ついでに言えば外見(特に顔)は女が思ってるほど男にとっては関係なく、唯一重要なのは体である。
要するに、やらせてくれるならば誰でも最高の女になる権利はある。
ということで、自宅に連れ込んだルリちゃんにいつものように酒を飲ませて無修正エロ動画を見せた。
お決まりのパターンである。
だいたいこんな感じで自分のペースに持ち込めば、まず間違いなくルリちゃんのようなタイプの子はエッチに持ち込むことができる。
僕はルリちゃんの目がとろーんとしてきたのを見計らって、キスをし、胸を揉んだ。
パンツを脱がせて股間に手をやると、十分湿ってきているのが分かった。
ルリちゃんは完全に無抵抗だった。
僕のことが好きというのではなく、男と女が一緒に泊ればこういう展開になるのはごくごく当たり前のことのように思っているらしい。
僕はちんぽを出して、ルリちゃんに咥えさせた。
かなりぎこちなかったものの、さっきのエロ動画でやり方の予習は十分できているようだ。
当たり前のようにフェラしてくれたが、最近の娘はフェラNGというか、嫌がる子が非常に多い。
基本的に泊めた家出娘には無理やりでもフェラをやらせようとしているが、頑なに拒む子はたくさんいる。
『頭がいい女はフェラ好き』という、男なら誰でも知っている格言があるが、家出っ子は当然ながら低能DQN娘が多いのだから、まあフェラ嫌いが多いのは当たり前かもしれない。
そんな中でルリちゃんみたいに、決して上手いとは言えないまでも、一生懸命フェラをしてくれる子は、やっぱり愛おしく感じてしまう。
気持ちよくて口に出してしまいそうになったけど、僕はなんとか我慢し、攻守交代した。
すみません。
おっさんなんで、射精は一回主義です。
その後ルリちゃんを手と口で感じさせようとしたがマグロ気味だったので、とっておきの実弾挿入となった。
妙な違和感を覚えたのはその時だった。
あれ、ひょっとして・・・
とりあえず入れたものは抜くわけにもいかず腰を使ってゆっくりと前後に動かす。
そのままのスピードを保ちながら、僕は絶頂に達した。
最後はなんとかルリちゃんのお腹に出したけど、ちょっと中にも漏れちゃったかもしれない。
まあ、その時はその時だ。
ていうか、ルリちゃん・・・
まさかと思ったけど処女でした。
【2日目】
僕はベッドの上でブルーな朝を迎えていた。
正直、僕はルリちゃんが処女だったことにがっくり来ていた。
男は血を見ることになれていない。
男というものは乱暴で暴れまくっていつも怪我をしているような印象だが、実は女の子が血を流しているのを見ると結構ビビる。
処女で血を出してるのを見ると、もうそれはビビるどころではなく萎える。
折角久しぶりに家出娘をゲットしたというのに、僕はもうやる気を失っていた。
もちろんルリちゃん自身が悪いんじゃなく、僕が悪いのだが。
はあ、でも処女ってほんと面倒くさいんだよね。
いつもなら、朝起きてさあ2回戦となるのだが、とりあえずもう一回やっとくかという気すら起こらない。
処女だったのだから、他の男と経験がないのだから、少なくとも性病の心配がないというのは大きなメリットなんだけど。
そんな感じでうなだれていると、ルリちゃんは起き上がって僕にすり寄ってきた。
彼女は全裸のままだった。
僕の耳にいたずらっぽくキスをする。
僕はなんとかモヤモヤとしたものを振り払うと、気力を振り絞ってルリちゃんに抱きついた。
しかし女というのは何でこうも同じ相手と何回もしたがるのだろうか。
一回やったら何度でもやりたくなってしまう気持ちは分からないでもない。
でも男はできるだけたくさんの女としたい。
極論すれば、同じ相手とは1回やったら充分。
そういう意味では風俗、例えばソープというのは僕にとってありがたい存在だ。
風俗に行ってまで裏を返す、すなわち一度ついてもらった嬢を再度指名する人の気持ちが僕には理解できない。
どんなに前回がよかったとしても、絶対に新しい子のほうがいいだろ。
「何に考えてるの?」
ルリちゃんがふくれっ面をして僕の顔を見ている。
右手で僕のちんこを愛撫していた。
脚を崩しているので、ルリちゃんのあそこは丸見え状態だった。
無意識のうちに僕のアソコは勃起している。
しかし勃起しているもののMAXではない。
気持ちは萎えまくっているが体はルリちゃんのテクニックによってギリギリのレベルを保っている。
大きさでは見分けがつかないかもしれないが、硬度はやや足りないのではないか。
となると、ルリちゃんも気がついているよな。
僕はルリちゃんの顔を見た。
アップで見ると、やっぱ可愛いとは言えない。
「ごめん、あんまり気分が乗らないんだ」
僕は正直に言った。
「やめる?」
ルリちゃんは不服そうにつぶやいた。
僕は笑ってごまかしながら
「やめるわけないじゃん」
と言った。
でも相変わらず気分は乗らない。
結局、疲れていることを理由に、僕はルリちゃんに手と口でしてもらうことにした。
ルリちゃんは最近では珍しい純粋なタイプのようだ。
決して見栄えがいいというわけではないが、平均的なタイプだから彼氏がいてもおかしくないと思っていたのだが、どうやら男と付き合ったことはないらしい。
でも興味はあるらしく、いろいろと調べて知識としては持っていたようだ。
まあ今のネット社会では、自分から調べようとしなくても、幾らでもそのような情報は嫌でも目に耳に入ってくる。
昨日といい今朝といい、抵抗なくフェラをしたのも経験がある訳ではないが知識としては持っていたようだ。
なかなか勤勉な娘である。
学校の勉強よりも、いざという時のためにエッチの知識を詰め込んでいる。
なんとけなげないい子ではありませんか!
そんな子が、見も知らぬ僕のような変態中年男とであり、処女を奪われ、それでも尚且つフェラで奉仕しようとしている。
どんなドラマや映画の泣けるシーンよりも深い感動が僕を襲ってきた。
ルリちゃんは僕のちんぽを咥えて、頭を上下動させている。
僕は心の中でルリちゃんに「ごめん」と謝ると、目を閉じて大好きなアイドルの顔を思い浮かべ、そのアイドルにフェラしてもらっているところを想像しながら果てた。
僕の力が抜けたのを見て、ルリちゃんは僕のちんぽから離れた。
そして伸びあがって僕の顔を眺め、満足そうにニッと笑った。
どうやら精子を全部ごっくんしたようだ。
「ルリちゃん」
賢者モードに入った僕は、やさしく声をかけた。
「こんなことしちゃいけないよ。もうおうちに帰った方がいい」
突然の僕の言葉にルリちゃんは悲しそうな表情を浮かべると目をそらした。
「そんなこと分かってる」
ポツリとつぶやく。
僕は身を起して説得を始めた。
要は自己保身というかヤリ捨てというだけなのだが、親御さんが心配しているとか、体を大事にした方がいいとか、ルリちゃんのこれからの人生とか、よくもまあこんな適当な理由を並べられるもんだと自分で驚くようなセリフが次から次へと出てきた。
最初は説得する自信がなかったのだが、ルリちゃんは僕の言葉を一つ一つを噛みしめるように聴いている。
思い当るところがたくさんあるのだろう。
家出して地方から出てきたルリちゃんだ。
その決心がいかに重大なことだったか想像に余りある。
しかし最後にはルリちゃんは涙目になりながら
「分かりました。帰ります」
と言ってくれた。
結局帰りの電車賃を全て僕が負担すること、新幹線の駅まで送るということになり、その日の昼のうちに僕たちは家を出た。
新横浜駅のホームに着いたのは午後3時ごろ。
僕は入場券だけ購入して、駅のホームまでルリちゃんに付いていった。
切符とお弁当を渡す。
新幹線のホームで別れるなんてベタ過ぎると思ったが、周りを見回すとそれらしきカップルが数組いる。
妙に気恥しくなって、僕は何度も携帯の時間を確認するふりをした。
僕とルリちゃんはホームの椅子に座って、特に何の話をすることもなく発車時間まで待ち続けた。
やっと時間になり、新幹線がホームにやってくる。
ルリちゃんが新幹線に乗った。
自由席は空いているようだった。
昨夜と今朝のことは、ルリちゃんにとってのいい思い出となってくれればいいな。
僕はそう思いながら笑顔でルリちゃんを見送った。
ルリちゃんも笑顔で手を振り返してくれた。
僕は悲しさよりも気恥しさのほうを覚えていた。
新幹線が行ってしまう、ホームにいる数人が僕のことを変な目で見ていることに気がついた。
僕は逃げるようにホームを後にした。
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